Apex Legends 設定毎のパフォーマンス比較
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『Apex Legends』のPC版のおススメのグラフィック設定とフレームレートへの影響を見ていきます。
目次
設定&使用PC
計測時の設定フレームレート計測時の設定は全て最高設定に設定し、各項目毎に設定を変えながら計測しグラフ化して%表示しています。
フレームレートの影響度を最大☆★三つで表示しています。
使用PC
OS : Windows10 Pro 64bit
CPU : i7 8700K 定格
メモリ : 16GB 3,600Mhz
GPU : GTX 1080 Ti 11GB
ストレージ : SSD
設定項目(☆★が多いとフレームレートへの影響大‼)
☆☆ 視界
視界とは?
視野の範囲を変える設定です。
FOV90を基準とし、フレームレートへの影響は中程度で、FOVが70~106の間はあまりフレームレートへの影響は少なく、FOV108以上ですと影響が大きくなります。
視野の広さとパフォーマンスを両立するなら106までにした方が良さそうです。
視野を広げると画面隅の敵の索敵がしやすく、敵の動きも遅く見えますが、遠距離の敵へのAIMがし辛くなります。
視野を狭くすると敵が大きくなり弾が当てやすいですが、周りの状況が分かりづらくなり、敵の動きも速く見えます。
なので、自分の攻撃範囲(近距離メイン、中遠距離メイン等)、操作感度にあった視野の設定をおススメします。
比較画像
グラフ
☆☆ アンチエイリアス
アンチエイリアスとは?
オブジェクトのエッジのギザギザを軽減する設定です。
フレームレートへの影響は中程度です。
無効にするとメリハリのある映像になりますが、頭を少しだけ出してる遠距離の敵を1倍スコープ等で狙う場合はギザギザで見にくくなる場合があります。
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グラフ
☆☆ テクスチャストリーミング割り当て
テクスチャストリーミング割り当てとは?
オブジェクトのテクスチャの解像度を変える設定です。
フレームレートへの影響は中程度です。
なしと最低(2GB)ではテクスチャの解像度が悪く、低(2~3GB)以上だと違いが判別しにくくなります。
画質とパフォーマンスを両立するなら低(2~3GB)にするのが良さそうです。
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グラフ
☆☆ テクスチャフィルタリング
テクスチャフィルタリングとは?
壁や床など、ある角度から見た時のテクスチャの鮮明度を変える設定です。
フレームレートへの影響は中程度です。
バイリニアとトライリニアでテクスチャの鮮明度の低下が分かりやすく、異方性2x以上ですと違いが分かりにくくなります。
画質とパフォーマンスを両立するなら異方性2Xにするのが良さそうです。
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グラフ
★★★ アンビエントオクルージョン品質
アンビエントオクルージョン品質とは?
オブジェクト同士、オブジェクトと地面などの隣接する部分に影を作る設定です。
フレームレートへの影響は大きいです。
設定を下げると隣接する部分の影が無くなり潜んでいる敵が見やすくなりますが、その反面、オブジェクトと地面の境目が分かりづらくなります。
設定は低が敵の視認性、境目、パフォーマンスのバランスが良いです。
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グラフ
★ サンシャドウ範囲
サンシャドウ範囲とは?
太陽の光による影の生成が行われる範囲を変える設定です。
フレームレートへの影響は小さいです。
ある一定以上の距離の太陽による影の生成が無くなり、影の量は少なくなりますが、大きなオブジェクトの影は無くならず描写があいまいになります。
低設定では影の量が少なくなるので、小さな影に隠れている遠方の敵は見つけやすいですが、敵の影の動きは見づらくなります。
自分の索敵方法に合った設定にした方が良さそうです。
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グラフ
★ サンシャドウディテール
サンシャドウディテールとは?
太陽の光による影の描写を変える設定です。
フレームレートへの影響は小さいです。
こちらもサンシャドウ範囲と似ていて、影が無くなり、大きなオブジェクトの影の描写は曖昧になります。
ほぼサンシャドウ範囲と似たような設定でこちらは近場の影の量も少なくなります。
パフォーマンスを優先するなら低、陰に隠れてる敵を見やすくするには高がおすすめです。
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グラフ
★ スポットシャドウディテール
スポットシャドウディテールとは?
太陽光や人工ライトで生成される一部の影のクオリティを変える設定です。
フレームレートへの影響は小さいです。
無効にすると生成される一部の影が無くなるので、陰に潜んでいる敵が見つけやすくなります。
また、アンビエントオクルージョンは最高に設定された状態でしたが、スポットシャドウディテールを無効に設定するとアンビエントオクルージョンで生成されるオブジェクトと地面が隣接する部分の影も見えなくなりました。
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グラフ
☆☆ 空間光
空間光とは?
太陽の光による大気中の光散乱を有効にする設定です。
フレームレートへの影響は中程度です。
有効にすると巌流島の戦いのように敵が見づらくなるので無効をおススメします。
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★ ダイナミックスポットシャドウ
ダイナミックスポットシャドウとは?
人工ライトによる影の描写を有効にする設定です。
違いが分からず、フレームレートへの影響は無かったです。
自分はとりあえず無効に設定しています。
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グラフ
モデルディテール&ラグドール 計測不能
モデルディテール&ラグドールとは?
キャラクターや車の描写のクオリティを変える設定と死体の倒れ方物理法則通りに行うかを変える設定です。
2019年8月現在ではゲーム内の設定、INIファイルの設定のどちらも変えましたが、モデルディテールは最高設定、ラグドールは中設定に固定される為計測できませんでした。
★ エフェクトディテール
エフェクトディテールとは?
爆発などのエフェクトの描写を変える設定です。
フレームレートへの影響は小さいです。
設定を下げるとエフェクトの描写が簡素になり敵が見やすくなります。
ど派手な見栄えする戦闘を楽しみたい方は高を、パフォーマンスや敵の見やすさを求める方は低をおススメします。
比較画像
グラフ
まとめ
Apex Lgendsで重い設定は『アンビエントオクルージョン品質』になります。
そこから設定を突き詰めて勝利を勝ち取っていただければと思います。
衝撃マークの設定に関しては良い計測方法が見つからなかった為、割愛しています。
また、高性能GPUを搭載するPCでこの記事を参考に設定をしても、高フレームレートにならなかったり、高フレームレートの維持が出来ない場合があります。
ゲーム自体が安定していないのもありますが、CPU又はメモリのスペックが低かったり、NVIDAのコントロールパネルの設定、コマンドラインの設定等も影響します。
その辺りの見直しも行うと良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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