auひかり ホーム 5ギガ【ゲーマー目線の実測レビュー】

引っ越しを機にauひかりホーム5ギガが導入出来るようになったので、実際に使ってみた感想をスピードテストやゲームのダウンロード速度を用いてレビューしていきます。

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auひかり ホーム 5ギガ・10ギガとは?

auが提供している光回線『auひかり』の内、戸建て向けに2018年3月より提供開始された超高速回線を使用したプランです。通常の戸建て向けauひかりはネット速度の上限が1Gbpsですが、5ギガは5倍の5Gbps、10ギガは10倍の10Gbpsと上限が上がり、ダウンロードやアップロードが速くなります。速くなると言ってもどういったメリットがあるのか実感しにくいと思います。という事で、早速メリットとデメリットについて話していきます。

Gbpsは回線速度を表す単位です。1Gbpsでると130MB/sでダウンロード・アップロードが可能です。 MB/sは1秒間に何MB転送できるかを表す単位です。なので、安定して1Gbps(130MB/s)が出る状態で10GBのゲームをダウンロードする場合、約77秒で完了します。10GB÷0.13GB/s(130MB/s)≒77秒

メリット

・高画質動画の視聴やゲームのダウンロードの待ち時間が少ない
YoutubeやNetflixの動画を高画質設定にしても読み込み待ちせずにストレスなく楽しめます。年々容量が増えているゲームのDL版も買って数分で遊べます。

・一人や複数人で複数の機器を使用しても安定したネット速度が維持できる
例えば、『リビングのゲーム機でゲームをダウンロードしながら、リビングのテレビで4K動画を視聴して、自室のゲーミングPCでもゲームをダウンロードをする』と言ったことを行っても読み込み待ちやダウンロード速度の低下が少なく、快適にネットを使えます。

・オンラインゲームを安定した環境で遊べる
FPSやMMOをプレイの時間帯によってはラグがひどくて満足に遊べないという事がないです。利用者が少ないせいかもしれないですが、2年経ってるのにもかかわらず(記事投稿時:2020年3月)どの時間帯でも安定した環境で遊べます。

デメリット

機器単体で1Gbps以上の速度5Gbpsや10Gbpsを出すには必要な物がある
今発売されているテレビやゲーム機、スマホ、PC等は一部を除いて1Gbpsまでしか対応していません。対応させようとしてもテレビやゲーム機は改造しない限り不可能です。PCの場合は1Gbps以上対応のMB(マザーボード)やNIC(ネットワークカード)、LANケーブルが必要で、スマホの場合はスマホが1Gbpsよりも高いWifi通信が出来る事と2.5Gbps対応の無線LANルーターが必要です。
ただ、メリットでも言ったように対応していなくても、対応していない機器を複数使う場合には5Gbpsや10Gbpsは有効です。対応していないゲーム機で1Gbpsの速度でゲームをダウンロードすると、1Gbpsのプランでは他の機器での動画の視聴やゲームをダウンロードしよとしても読み込み待ちや速度低下が起きます。ですが、5Gbpsプランの場合だと3台のゲーム機で1Gbpsの速度でダウンロードを行ってもまだ余裕があり、他の機器で動画の視聴も可能です。

・超高速回線プランには提供地域に制限がある
auひかりの場合ですが、超高速回線のプランは一部の地域しか現在提供していないため、利用したくても出来ない場合があります。今後も地域は拡大されていくと思われますが、それまで待つか別の回線も検討する必要があります。

・利用者や家族にauユーザーがいないと特典が少ない場合がある
こちらもauひかりの場合ですが、auスマホ等を利用しているとauスマートバリューが適用できるのでスマホとauひかりの双方で色々な特典が受けられます。こちらも今後どのようになるか分かりませんが、2020年3月時点ではauスマホ等を利用している方がお得です。ただ、格安sim(MVNO)を利用している場合は『auスマホとauひかり超高速回線プラン』より『格安SIM(MVNO)+auひかり超高速回線プラン』の方がトータル費用は少ない場合もあります。

実測レビュー

スピードテスト(BNRスピードテスト、FAST.com、speedtest.net )を各々3回計測し、その平均値を出しています。画像は計測した時に出た結果の一部になります。
実際のゲームダウンロード時間と速度は『ダウンロード完了時間』と『ゲーム容量から完了時間を割って出た平均ダウンロード速度』になります。
比較対象として、以前契約していた『NTTフレッツ光 マンションタイプ VDSL方式(上限100Mbps)』の結果を交えながら見ていきます。

計測するPCスペック
OS : Windows 10 64bit
CPU : i7 8700K 定格
メモリ : 16GB 3,600MHz
ゲーム保存ストレージ:SATA3接続のSSD(最大読み書き速度:500MB/s)
NIC : ASUS XG-C100C(10Gbps対応)
ホームゲートウェイ : BL1000HW
接続方法 : 有線(NICから直接ホームゲートウェイの10Gポートに接続)
LANケーブル : カテゴリー6a UTP (最大10Gbps)

計測するPS4
PS4 Pro (SSDに換装済み)
接続方法: 有線(PS4から直接ホームゲートウェイの1Gポートに接続)
LANケーブル:カテゴリー6(最大1Gbps)

BNRスピードテスト

左がフレッツ光VDSL方式、右がauひかり5ギガ
BNRスピードテストDownload(昼)ダウンロード速度(昼)Download(夜)ダウンロード速度(夜)
フレッツVDSL87.4Mbps10.9MB/s4.81Mbps0.546MB/s
auひかり640Mbps79.9MB/s512Mbps64.0MB/s

VDSL方式は昼の空いている時間帯では上限の100Mbps近く出ていますが、混雑する夜では一桁台と大分落ちています。それに比べてauひかりは昼では9倍、夜に関しては100倍以上の速度が出ています。1Gbpsを超えていないのはおそらくサイト側が対応していないのとブラウザとの相性が悪いせいです。

FAST.com

左がフレッツ光VDSL方式、右がauひかり5ギガ
Fast.comDownload(昼)Upload(昼)Download(夜)Upload(夜)
フレッツVDSL91Mbps85Mbps15Mbps76.3Mbps
auひかり1.7Gbps543Mbps1.63Gbps446Mbps

こちらは1Gbps以上の速度結果が出るので、BNR以上にVDSLとauひかりに差があります。昼の時間帯では23倍、夜の時間帯では160倍もauひかりの方が高い結果が出ています。
Fast.comを運営しているNetflixは4K動画の視聴に25Mbps以上を推奨しているので、夜の時間帯でVDSLは厳しいですが、auひかりに関しては同時に数十台のPCやテレビ、スマホで4K動画の視聴も可能です。

Speedtest.net

左がフレッツ光VDSL方式、右がauひかり5ギガ
Speedtest.netDownload(昼)Upload(昼)ping(昼)Download(夜)Upload(夜)ping(夜)
フレッツVDSL89.2Mbps86.3Mbps922.0Mbps63.8Mbps25
auひかり3961Mbps749Mbps43604Mbps1146Mbps5

このスピードテストがauひかりは一番高い結果が出ました。 私の環境ではauひかり5Gプランの限界値が4Gbps前後なのでほぼMaxの値が出ています。昼の比較では44倍、夜は160倍も高い結果が出ています。
ただ、ここまで各サイトの結果を見てきましたがアップロード速度に関しては高くても1.1Gbpsとダウンロード速度の最大値よりも大分低い値しかでません。他の方の結果も似ていたのでおそらくプロバイダ側の設定が怪しいかなと思います。Youtubeへの動画投稿などは行っていないので問題ないですが、行う予定の方は色々な方の口コミも見てプロバイダ選んだ方が良さそうです。

実際のゲームのダウンロード時間と速度

ゲームダウンロード時間と速度VDSLauひかり 
 ダウンロード完了時間平均ダウンロード速度ダウンロード完了時間平均ダウンロード速度
steam Witcher3 46.6GB1時間17分10.1MB/s9分30秒81.8MB/s
PS4 Detrooit 45.7GB1時間21分9.4MB/s12分35秒60.5MB/s

Steamからダウンロード時間は約7分の1に、PS4では約5分の一まで短縮できました。
平均ダウンロード速度もsteamでは約7倍、PS4では約6倍も上がっています。
ただ、超高速回線にしては遅いと感じる結果になりました。PS4はDLした時間帯が良くなかったのか上限1Gbpsの半分程の速度になりました。PCに関してはSteamと使用しているセキュリティソフトの相性が悪くCPU使用率が100%になってしまい思った以上に速度が伸びませんでした。
なので、PCだけですが他のクライアントでのダウンロードも行いました。

ダウンロード完了時間平均ダウンロード速度
Rockstar Game LauncherRed Dead Redemption 2 115.2GB15分8秒126.8MB/s
Uplay GHOST RECON BREAKPOINT 52.9GB7分9秒123.3MB/s

VDSLでの計測をし忘れていたので、auひかりのみの結果になります。steamよりはセキュリティソフトとの相性も悪くなく、どちらも40MB/s以上UPという結果でした。どちらもダウンロード中に200MB/s近く出る場面もありましたが、平均ダウンロード速度は1Gbps程(130MB/s)に落ち着きました。gen4 SSD搭載のPCであればもう少し安定して高い速度が出るかもしれません。

複数機器での同時ダウンロード

今度は複数機器で同時にダウンロードと動画視聴を行った場合の平均ダウンロード速度と最高画質での動画の視聴が十分に行えたかを見ていきます。

 平均ダウンロード速度
Rockstar Game Launcher Red Dead Redemption 2 115.2GB90.8MB/s
Uplay GHOST RECON BREAKPOINT 52.9GB76.5MB/s
PS4 Detrooit 45.7GB34.1MB/s
4Kテレビ(YouTubeでの4K動画視聴)◎読込み待ち無しで視聴可能
スマホ(YouTubeでの1440P動画視聴)◎読込み待ち無しで視聴可能

同一PCでRocksta Game LauncherとUplayからゲームのダウンロード、PS4でゲームのダウンロード、4Kテレビで4K動画視聴、スマホで1440P動画視聴の計4台の機器を同時に使用しました。
PCの平均ダウンロード速度は一つのクライアントのみよりは遅くなりましたが、クライアント2つを合わせると超えているので超高速回線を生かせる結果になりました。
CPU使用率は高かったので、PCスペックがもっと高ければダウンロード速度は更に上がるかもしれません。PS4も遅くなりましたが、4K動画の読み込み待ちが無かった事を含めると、自宅回線の圧迫というよりもPSnetworkが混雑してる時間帯のせいで速度低下が起きたと思います。動画の視聴は先読みまでしっかりと行えていたので、スマホやテレビを更に増やせるだけの余力はありそうです。

オンラインゲームの安定性は?

オンラインゲームで重要なPingの値をApex Legendsを使って計測しました。
Pingは数値が低く数値の変動が少ない方が良く良い状態だとラグが少ないです。パケットロスは0%が良く、1%以上あるとキャラクターが瞬間移動したり、攻撃が敵に当たらない等、満足に遊べなくなります。

 左がネットワークが混雑している時の状態、右が空いている時の状態
auひかりはどの時間帯でも変わらなかったため1枚のみ

上の画像がVDSL接続時にネットワークが混雑している時間帯(20時~24時)とネットワークが空いている時間帯で計測した物、下の画像はauひかり接続時に計測したものになります。
VDSLは混雑している時間帯では空いている時間帯よりもPingの数値が上がり、パケットロス率も高くなっており、満足にゲームを遊べない状態でした。なので、友人とゲームをする時は深夜や休日のお昼等とネットワークが混雑している時間帯を避けて遊んでいました。
たいして、auひかりはどの時間帯でも安定してPing5、パケットロス0%なので、正直回線を変えるだけでここまで変わるのかと驚きました。
auひかりは契約者数がフレッツより少なく、超高速回線の利用者も少ないおかげか、現在オンラインゲームをするにはお勧めの回線だと思います。

まとめ

実際契約してみて、毎月の支払額はVDSLの時より多少高くなりましたが、『どの時間帯でも快適にゲームが遊べる』『購入したゲームをすぐに遊べる』『家族がネットを使用していても遠慮する必要がない』など気兼ねなく快適にネットを使えるようになったのは良かったです。もし対象地域に含まれていて、ゲームを良く遊ぶ、家族が多い、配信を行う、複数の機器で同時に通信を行うといった方は超高速回線の導入を検討してみて下さい。

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