PC版『Red Dead Redemption 2』 グラフィック設定毎のパフォーマンス比較 グラフィックス編

2019年配信のPC版『レッド・デッド・リデンプション2(以下RDR2)』のグラフィック設定を各項目毎に計測し、どれ位違いがあるかを画像とグラフで検証していきます。
RDR2は設定項目が沢山あるので、その中から『グラフィックス』の設定に絞って見ていきます。

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『グラフィックス』内の設定とは?

RDR2のグラフィック設定内にある『精密度プリセットレベル』~『MSAA』までが『グラフィックス』の設定になります。以前の記事で『精密度プリセットレベル』を扱ったので、今回はそれ以外の部分を見ていきます。
プリセットレベルの記事は↓から見れます。ただ、プリセットレベルの内容はアップデートで変更される場合があるので、出来れば今回の記事を参考に自分に合った設定を見つけることをお勧めします。

内容&検証PC

内容
解像度1080P、垂直同期オフでRDR2内のベンチマークを使いフレームレートを測定しています。各設定毎に比較しすいように画像とグラフを載せています。グラフに関しては%の数字が大きい程、フレームレート(FPS)が高い事を示しています。フレームレートが高いとゲームは滑らかな映像になります。

使用PC
OS : Windows10 Pro 64bit
CPU : i7 8700K 定格
メモリ : 16GB 3,600Mhz
GPU : GTX 1080 Ti 11GB
ドライバー:441.12
ストレージ : SSD

設定項目(☆が多いと影響大‼)

テクスチャの精密度 ☆☆

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テクスチャの精密度とは?

アイテム、建物、環境のテクスチャの精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を落とすとボヤけて、文字や質感が分かりにくくなります。RDR2の作りこまれた世界を堪能するためには、パフォーマンスを犠牲にしてでも『高』以上の設定にすることをお勧めします。

異方性フィルタリング ☆

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異方性フィルタリングとは?

一定角度から見たテクスチャの精密度を変更する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げると遠くの方から徐々にテクスチャがぼやけていきます。パフォーマンスと画質を両立するなら『x4』が良さそうです。

ライティングの精密度 ☆

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ライティングの精密度とは?

太陽、月、局所光の精密度を調整する設定です。
変化は大きいですが、パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げると街灯の明かりが無くなり、月の光が無くなるので暗くなっていきます。昼間に関してはほとんど違いが見受けられませんでした。設定する際は『ウルトラ』で良さそうです。

全体的なライティングの精密度 ☆☆

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全体的なライティングの精密度とは?

空からの間接光等の精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は中程度です。色々な場所で検証しましたが、正直違いが判りませんでした。RDR2の説明では間接光という事なので室内の比較画像を載せています。パフォーマンスを優先するなら『高』以下にするのが良さそうです。

シャドウの精密度 ☆☆

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シャドウの精密度とは?

太陽、月、局所光による影の精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は中程度です。設定を下げると影の解像度が下がりぼやけます。また、電線等の小さな影も生成されなくなります。パフォーマンスと画質を両立するなら『高』にするのが良さそうです。

遠景のシャドウ ☆

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遠景のシャドウとは?

遠い影の精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げると光源の位置による影の大きさの変化や影の生成が無くなります。パフォーマンスと画質を両立するなら『高』が良さそうです。

スクリーンスペース・アンビエントオクルージョン ☆

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スクリーンスペース・アンビエントオクルージョンとは?

2つの物体が接する際に出来る影の精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げると床やドア、オブジェクト間の影が生成されなくなります。『低』にすると奥行きが感じられなくなり、のっぺりしたゲーム画面になるので、『中』以上にするのが良さそうです。

リフレクションの精密度 ☆☆☆

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リフレクションの精密度とは?

粗い表面や光る表面の反射の解像度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は大きいです。ガラスに反射した映像の解像度が変わるようです。銃等の金属部分も変わるようですが、主人公が最初に持つリボルバーの初期スキンでは違いが判りませんでした。ガラス等を頻繁に見ないようであれば、『中』以下にして他の設定を高めにするのが良さそうです。

鏡の精密度 ☆

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鏡の精密度とは?

鏡の反射の精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げると鏡に写る映像の解像度が悪くなりぼやけた物になります。鏡を見る機会が少なければ設定を下げても良さそうです。

水の精密度 ☆

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水の精密度とは?

水の屈折、反射、物理挙動の精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げると水中や水面に反射した映像の解像度が下がり、波の動きが小さくなります。良く釣りする方は『高』にするのが良さそうです。

ボリューム効果の精密度 ☆☆☆

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ボリューム効果の精密度とは?

霧、雲、他のボリューム効果の解像度とシェーディング精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は大きいです。設定を下げると雲等の解像度が下がり、太陽等の光源の透過量が多くなり、分厚い雲でも黒くなりにくいです。パフォーマンスと画質を両立するなら『高』または『中』が良さそうです。

パーティクルの精密度 ☆

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パーティクルの精密度とは?

舞う炭や雪などのパーティクル効果の量と精密度を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。舞う炭ということで煙突を撮りましたが違いが判らなかったので、違うかもしれません。(低だけ炭が黒いのは天候によるものです。) 舞う雪もベンチマークの最初のシーンを各設定で撮りましたが、量などの違いは判りませんでした。パーティクルは火花も含むことが多いので銃や爆発物で確認しましたが、大きな変化はありませんでした。

テッセレーションの精密度 ☆

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テッセレーションの精密度とは?

木、変形した雪、泥、水など、特定の表面のデコボコを精密に表現させる設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。設定を下げるとポリゴン数が減り、カクカクした感じになります。また、『中』以下では距離によって描写が変わるようで、近づいたり遠ざかったりするとグニャグニャとその部分が波打つ映像になります。パフォーマンスと画質を両立するなら『高』が良さそうです。

TAA ☆

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TAAとは?

以前のフレームを再使用して、時間的アンチエイリアシング(ギザギザを和らげる)を調整する設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。『高』と『中』の違いはほぼ見受けられず、『オフ』にすると映像はクッキリしますが、木がスカスカになります。自分の環境だけなのか分かりませんが、何度ベンチマークをしても『オフ』よりも『中』の方がFPSが高くなりました。『オフ』に設定している方は一度『中』にしてみるのをお勧めします。

FXAA ☆

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FXAAとは?

高速近似アンチエイリアシングを有効にする設定です。
パフォーマンスへの影響は小さいです。TAAよりはクッキリとした映像になりますが、ギザギザは目立ちます。好みな方を設定した方が良さそうです。また、後でグラフで出しますが、『TAAの高』よりも『FXAA』の方が多少ですが動作が重くなる結果になりました。

MSAA ☆☆☆

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MSAAとは?

マルチサンプルエイリアシングを調整する設定です。
パフォーマンスへの影響はかなり大きいです。FXAAよりもギザギザは目立ちにくくなりますがゲームの動作は重くなるので、他に上げる設定が無くパソコンに余裕がある場合にオンにするのが良さそうです。基本的に『オフ』推奨で、『TAA』や『FXAA』でギザギザを和らげるのをお勧めします。

TAA vs FXAA vs MSAA

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TAA vs FXAA vs MSAA

TAAが影響が一番小さく、MSAAが一番大きかったです。何度も計測しましたが、FXAAよりもTAAの方がパフォーマンスは良い結果になりました。他のゲームではFXAAの方がTAAよりも軽い事が多い(TAAよりもFXAAが重いゲームは初めてです。)ので、パフォーマンスを優先するためにFXAAにしていた方はTAAに変更するとフレームレートが高くなるかもしれません。

まとめ

重い部類のゲームであるRDR2の美麗なグラフィックその場にいるような空気感を最大限楽しむためには、全ての設定を高めに設定し、『全体的なライティングの精密度』『リフレクションの精密度』『ボリューム効果の精密度』を中心に変えていき、自分の環境にあった設定を見つけるのが良さそうです。 もし、RDR2を楽しむ手助けになったと感じて頂けたのなら、今後も色々な情報を発信していくのでTwitter等をフォローして頂けると嬉しいです。
前回の記事からお待ちいただいた皆様、大変お待たせしました。やっと、『グラフィックス編』を書き終わりました。気になる所もありますが、現状分かる部分は全て書いています。今後も何か気づきましたら、追記していく予定です。『高度なグラフィックス編』については、もう少し時間がかかりそうです。気長にお待ちいただけると幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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